ポスティングのメリット･デメリット

ポスティングのメリット

そのポスティングですが、実際PR活動にとりいれることでどんなメリットがあるのか。
ポスティングのメリットは大きく分けて３つあります。

対象ごとに一番効果が出るよう柔軟にチラシの内容を変えることができる

宣伝を行う上で一番大事なことが『しかるべき人に、しかるべき物が、しかるべき形で届いているか』でしょう。

例えば、女性向けの化粧品の新製品の広告を男性がよく見るマガジンに出しても反応は薄いでしょう。

逆に、昨今みちょぱさんやヒカキンさんといった”インフルエンサー”と呼ばれる人たちが脚光を浴びているのは『誰に向けて何をどうアピールするか』というポイントを抑えているからです。

そして、地域に根付いたポスティング会社に依頼をする場合もそれに近い効果が得られます。

一般に店舗やイベントをPRしたいといっても集客なのか、商品のPRなのか、新規開店等の情報周知なのか、内容は多岐に渡ります。

また地域によっては男性の高齢者が多い、家族連れが多い等の特性・差異もあります。

また、その場で使えるクーポン券や魅力的なプレゼントをセットで配ったり、カラフルで目を惹くチラシの型にしたり、毎週の地域本のようなものに付録としてチラシを織り込んで入れたりと配布の方法も多岐に渡ります。

ポスティングPRはそんな宣伝対象・地域特性等を考察し、“誰に、どんな形で、どういったものを宣伝すれば一番効果が出るか”を形でチラシを作成することができるのです。

例えば、商業施設の新店舗オープンの宣伝をしたいなら、子供づれが多いエリアへの配布へプレゼントを同梱したカラフルで目を惹くチラシでお子様の興味を惹き、家族みんなで参加できる記念イベントの形で周知をする、新規オープンしたラーメン屋のPRをしたいなら独身男性が多いサイズのマンションを中心に、長く使えるクーポン券とお店の開店時間・場所を大きく明記し忙しい方でもわかりやすい様にしたチラシを配るなど。

ポスティングといえばただ漫然とチラシを配っているイメージの方も多いと思われますが、その地域の特性を見抜いている熟練のポスティング会社を採用すれば、もっとも効率的な方法で情報をお届けすることができます。

狙ったエリア全てに直接PR活動をすることができる

これは直接ポストにチラシを入れることができるポスティングにしかないメリットです。

テレビのCM広告、街頭でのビラ配り、また先ほどのSNS広告、全てのPRの弱点ですが“目に入らなければ意味がない”という点があります。

いかに優れた広告であってもそれが消費者に見られなければなんの意味もありませんし、“1000人に見られる”ことを仮定して予算を作成してもその読みが外れ100人にしか見られなかった時、その広告は大赤字となるでしょう。

そのためにテレビは視聴率をあげ、インフルエンサーはフォロワーを増やし、ビラ配りは大量の人員を投入します。

その点ポストに直接広告を届けるポスティングはその手間が必要ありません。

似たような宣伝広告で新聞の折込チラシがありますが、最近は新聞購読者の数が減ってきているので、競合力が低下しています。オリジナルの強みを持ったポスティングが再評価されているのはこれが理由なのです。

結果がわかりやすい

最後のメリットは、“配ったチラシが効果的なのか、やり方を変更した方が良いのか、どのエリアが効果的なのか”といったマーケティング結果を計算しやすい点です。

①のメリットで、エリアごとにチラシのレイアウトやクーポンの内容を柔軟に変更することができる点を挙げましたが、結果を集計することで出来不出来を算出し、即座に修正することができます

例えばある地域には電話で問い合わせを依頼し、ある地域には店舗への訪問を依頼するチラシを配布したとして、電話での問い合わせが圧倒的に多かった場合、訪問依頼のチラシは効果的じゃなく、電話位えらいに切り替えたことが良いということがすぐにわかります。

そのほかにもカラーや表現の仕方、配布の時間帯等、細かな計測を繰り返すことで最適解を見つけることができます。

これも柔軟な変更が効き、地域に詳しい専門家がコンサルティングをしてくれる、ポスティングにしかない強みと言えるでしょう。

PDCAを迅速かつ高確度で回すことができる超ダイレクトマーケティングがポスティングなのです。

ポスティングのデメリット

前のフェーズで、ポスティングは最上のダイレクトマーケティングである、というご説明をしたばかりですが、そんなポスティングも上手に使わなければ意味がありません。ここでは、ポスティングの失敗例、デメリットを上げていきたいと思います。

効果が見込めない

一番に浮かぶのがこちらのデメリットだと思います。大きいマンションなんかにポスティングする際、「200部も配ったんだから売上は倍増だろう・・・！」なんてワクワクしてしまうこともあると思うのですが、実際に返事が返ってくるのは数部、といったことはよくあると思います。

マンションの様に人が密集している地帯は逆にいえば激戦区なので、他のチラシに比べて手にとってもらえるような仕掛けを打たないと効果はありません。

また、即効性が高い人気店舗のオープンなどに比べてマンションや自動車などの売上単価が高いチラシはなかなか思い切る方も少ないので、効果が出るまでに時間がかかります。

こういった作業で一番大事なことは、覚えてもらうまで根気強く配達を続けることです。

はじめのうちは何種類かパターンを選定し、短い期間でチラシの内容を変更することで最適解を探しましょう。

クレームとなる

先ほど“続けることが大切”という話をしましたが、間違った方法で続けてしまうとクレームへと繋がります。

特に昨今ですと“ビラ配り禁止”といった張り紙がある家なども多く、無視して入れると最悪の場合、違法行為と繋がることも。

禁止場所には立ち入らない、ぐちゃぐちゃに折られたチラシを入れない、家主と鉢合わせた場合は明るく挨拶をする、など最低限のマナーとモラルを持ってポスティング活動を続けましょう！

業者を選定しづらい

最後にして最大のネックが③だと思います。（というかこの問題を解決すれば①•②のデメリットはほぼ自動で解決されます。）

ポスティングのような広告を検討する方といえば新規店舗オープンや新製品の展開なと、新しく何かを立ち上げる方が多く、宣伝の仕方にもあまり詳しくない方が大半でしょう。

また、ビラの種類もポスティング業者も山ほどいるため、一口にポスティングといってもどこにどうやって頼めば良いのかわかりません。

よくわからないまま目についた業者に依頼をすると、上記の様なデメリットが生じ、全く費用対効果が得られず、となります。

良い業者かどうか選定するポイントは大きく分けて2つ。

❶作るビラの内容に真摯に相談に乗ってくれる
❷スタッフ育成がしっかりしているかどうか

です。

❶は先ほどから説明しているように、地域ごとの特性を理解し、細かいPDCAを共に回してくれるかどうかです。

ここが抑えられていないと宣伝物の特徴を捉えられていないチラシを延々と配り続けることとなります。

また、業者の中には特定の宣伝物に特化して結果を出している会社もありますので、該当する宣伝物をお考えの方はそこも意識して探しましょう。

また❷をしっかり抑えることで、クレームトラブルを避ける他、チラシがスタッフの手によってこっそり捨てられているような事態を避けることができます。

選ぶコツはわかったけど、実際にどうやってリストアップし選べば良いのかわからない！という方へ。

厳しい基準をクリアした業者様が一覧でわかるエミーオをぜひ参考にしてください！